うついとむと の ふらいでー・じょーく と げつようこばなし:ジョークと小噺(小咄・小話)で笑いながら頭と脳を鍛えましょ。

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月曜小噺83:うろん(うどん)

 
 さて、博多弁では「うどん」のことを「うろん」と言っていました。
 つい過去形にしてしまうのは、最近では「うろん」と言う人はほとんどいないように見受けられるからです。わたしも言いません。
 でも、ちゃんと「うろん」と言うところがあって、それが地元では比較的知られている「かろのうろん」という店です。ここでは、たとえばゴボウ天うどんを注文すると、「はい、ゴボウ天うろん」というように返事をします。
 ちなみにこの店をふつうにいうと「カドのうどん」ということで、たしかに角にあります。博多弁では「ど」を「ろ」というように発音するクセがある(あった)ということがわかります。

 ところで、転勤で福岡支店に来たS君。すっかり博多贔屓になり、出張に来る人に、博多のうんちくを語るようになりました。
 で、ある日のこと。
「博多では、うどんのことをうろんというんですよ」
 S君は、ちょっと自慢げに、その日、九州全体の視察で福岡支店に立ち寄っていたお偉いさんに言いました。
 するとお偉いさんは、
「へぇ、そうか。でも、なぜうろんと言うのかね?」
 と、深く突っ込んできました。
「え? ええ、そ、それは…」 
 S君にそこまでのうんちくはありません。
「ま、そのぉ…博多のうどんは汁が熱いですから、あっちっち、このうろんうまいなぁ、とか、そんなふうになったんじゃないのかと。熱いと「ど」って、言いにくいですからね」
「ふーん」
 お偉いさんは、まともに聞いていませんでした。S君だって思いつきを言っただけでしたが。

 お偉いさんが帰ったあと、本社ではいつしかこんな噂が流れるようになったとか。

 福岡支店には、Sという、うろんなヤツがいる。

注)うろん(胡乱):怪しくて疑わしいこと
 
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