FC2ブログ

うついとむと の ふらいでー・じょーく と げつようこばなし:ジョークと小噺(小咄・小話)で笑いながら頭と脳を鍛えましょ。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

花見雑感

 
 月曜ですが、今日は小噺ではなく、単なる日記です。
 
 私の住んでいるところ(福岡県福岡市中央区)では、一気にお花見シーズンになりました。この季節、つい浮き足立ってしまう私は、金土日、夜も昼も、花見の名所「西公園」「舞鶴公園(福岡城跡)」あたりを行ったり来たりしながら楽しみました。

西公園桜

西公園露店

 あまりいい写真が撮れなかったのですが、1枚目は満開の枝、そして2枚目が「桜ヶ枝餅」です。

 2枚目の桜ヶ枝餅は、太宰府天満宮の参道で売っている梅ヶ枝餅のパクリと言えるでしょう(違うと言われるかもしれませんが)。じつはほかにも「梅乃枝餅」とか「太宰府出張所 梅の華」とかあって、なかなか商魂たくましいものです。

 これって、ほんとに騙される(勘違いする)人もいるのですが、一方、いわゆるニセモノとわかってあえて買う人もいます。それは、ほんの少しのお祭りの期間、楽しませてくれるテキヤさんたちにも儲かってもらおうという、そんな、何というか、ご祝儀的な、鷹揚な心持ちの表れだと思うのです。

 猿回しを見ては少しお金を置いたり、バナナの叩き売りでも、実際の価値以上と思われる値段で落としたり、がまの油売りで、ほんとはさほど効きそうもないと思うのに、売り手のパフォーマンスに乗せられたように買ってしまうとか…

 ま、いまはあまり見られないような例もあげましたが、お祭り好きの博多っ子のひとりとしては、ほんの小さい頃から、そういうものを見て育ってきました。
 おおむね貧しい時代でしたが、「あえてだまされてやる」みたいな心意気が、多くの人にありました。これは別に慈善として騙されてやるのではなく、騙されること自体を楽しんでいるという、大きな心のゆとりに由来するものです。

 昨今、世の中はあまりに厳しく、そうした心のゆとりがなくなってきましたね。
 
 相撲の八百長も、むかしからあって、人々はそれも含めて相撲を楽しんでいたのです。お金のやりとりということだけではなく、ここで負けてやれば観客が喜ぶ…といった力士側の気持ちと観客の気持ちが一体となったような八百長があったりしたのです。そういう、いわば、あうんの八百長ですね。

 昨今の八百長問題を擁護しているのではありません。相撲が「スポーツ」として位置づけられたときから、もう八百長してはいけなかったのです。スポーツはフェアであることが大原則ですからね。たぶん外国人力士を容認したときから、相撲はスポーツになったのだと思います。相撲協会はそのことに気づいていなかったのでしょう。

 私は、テキヤの持ついかがわしい雰囲気が好きです。つまらないものがけっこう高かったりしても、売り手に愛嬌があれば、つい買ってしまいます。ふつうの缶ビールが400円しても、祭の雰囲気をつくってくれているのだから、高くないと思います。具のあまりない焼きそばが500円しても、多少はブツブツ言いながら、ま、いいか、花見が盛り上がっているんだし…と納得します。

 そんな心持ちは、不思議と通じるもののようで、昨日の夜、イカ焼きを娘に1枚買ってやって、食べるのを見ていたら自分も食べたくなって、もう1 枚買うことになりました。そしてイカを食べた後、イカ焼き屋の隣りの店で今度は焼きそばを買おうとすると、焼きそば屋の若い人はイカ焼き屋のおじさんの弟子だったようで、イカ焼きのおじさんが、さっきイカ2枚買ってくれたから、焼きそばひとつおまけ、と言って、ひとつの値段でふたつ手にはいることになりました。

 ま、私が買いに行ったのではなく、妻と娘が買いに行ったので、美人と美少女に弱いイカ焼きオヤジだったのだろうということにして、二人をおだてることにしましたが(笑)。

 この金土日、すっかり楽しめました。
 

☆どちらかひとつ、クリックしてくださるとうれしいです。

     にほんブログ村 お笑いブログ ユーモア・ジョークへ

 では、今週も元気でいきましょう!
 

コメント

こんばんは。

福岡にお住まいだったんですね。
惜しくも準優勝でしたが、センバツの九国大附の快進撃には元気づけられたのでは?

最近は、何でもかんでも四角四面、杓子定規で非常に窮屈な世の中になりました。
宇津井さんのおっしゃられるような「あえてだまされて」その場を楽しむといった、心のゆとりというか、遊び心みたいなものがなくなりましたね。
若い焼きそば屋のあんちゃんみたいな粋な計らいに触れると、なんともいいようの無い温かみや懐かしさを感じます。
経済成長に邁進し物質的豊かさばかり追求する社会から、ちょっとばかり不便でもゆとりや余裕といった精神的豊かさに満たされた社会へと、日本もそろそろ方向転換する時期に来ているのではないかなぁと、記事を拝読させていただき、痛感した次第です。
コメントありがとうございます。

春の選抜は、ほんとおどろきました。
ほぼ無印の九国大附属があれよあれよという間に決勝進出。最後は敗れたものの、よくやってくれました。

…平凡ですが、心が通い合う、そんな世の中になってほしいと思います。

人と接するときは、やさしい笑顔になれるように。
そう心がけたいものです。

コメントの投稿

URL
コメント

パスワード
秘密
管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL : http://utsuitomuto.blog53.fc2.com/tb.php/397-be4236e1
<< 水曜ショートジョーク84:ただ酒 | TOP | 月曜小噺93:義援金 >>

FC2カウンター


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。